Archive for 2018

なぜ、日本はジャパンと呼ばれたか ー漆の美学と日本のかたちー   中室勝郎



第一章 魂の器を持つ国
第二章 なぜ、日本人は漆に魅了されたのか
第三章 なぜ、輪島に輪島塗があるのか
第四章 よみがえる日本のかたち

漆のおはなし
縄文をスタートにアイデンティティや宗教観も含め
日本という国においてそれはどういう位置付けなのか?
も考えることができました。
漆の歴史や、技術、技法等、
化学的なポイントから、美術的なところまで
解説つきです。
そして最後には漆器の取り扱い方法が書いてあります。
掘り下げて難しくなってるようで、実はとても漆入門編的な
感じでさらっとしてます。

漆の赤と黒の精神の頁が面白かったです。


  

陽光  松嶋圭 著


 
表紙を描いた森田加奈子さんからいただきました。
かなちゃんありがとう。
すごくきれい。


陽光の中の一節

波間で陽の光が乱反射している。
裏の松林から蝉の声が届く。
時々、空で鳶が鳴く。


伝馬船の一節

大叔母は茶碗に手をのばし、お茶を啜って窓の方を向いた。
外には闇が広がるばかり。
それでも何かを探すかのように、窓の向こうを見つめていた。
 
 

遠藤利克 - 聖性の考古学

 
 

2017年に埼玉県立美術館で開催された 遠藤利克-聖性の考古学 の図録
ENDO Toshikatsu - The Archaeology of the Sacred -

1970s
Extraction of Water;Discovery of Cultural Aspects of Water
ミニマリズム的アプローチから水の物語性の発掘へ

1980s
Cosmology of Circle and Archaeological / Mythological Approach
円環のコスモロジーと考古学的 / 神話的思考の実践へ

1990s
Trieb(drive) and Vibration as its form
< Trieb(欲動)> あるいはそのフォルムとしての振動

2000s and after
Sacrifice and Void - Integration of Trieb and Archaeological Approach
供犠と空洞 - 欲動と考古学的 / 神話的思考の統合へ


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